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「いのちを大切にする世界を目指して」アピール発表のお知らせ

2009年11月6日

世界平和アピール七人委員会は、6日午後、名古屋市中区の名古屋観光ホテルで、武者小路公秀、池田香代子、小沼通二の各委員が記者会見し、2010年秋、生物多様性条約第10回締約国会議が名古屋で開かれるのに先立ち、別紙の通り、「いのちを大切にする世界を目指して」と題する生物多様性条約に関するアピールを発表しました。

世界平和アピール七人委員会は、1955年11月、世界連邦建設同盟理事長・下中弥三郎(平凡社社長)の呼び掛けで、植村環・日本YWCA会長、茅誠司・東京大学教授、平塚らいてう・日本婦人団体連合会会長、湯川秀樹・京都大学教授ら7人によって結成されました。以来、54年の間に委員は入れ替わりましたが、日本の知識人として、人道主義と平和主義、不偏不党の立場で、核廃絶、憲法擁護などについて、98本のアピールを発表してきており、今回のアピールは99本目に当たります。
現在の委員は、武者小路公秀(元国連大副学長)、土山秀夫(元長崎大学長)、大石芳野(写真家)、井上ひさし(作家)、池田香代子(翻訳家)、小沼通二(慶応大名誉教授)、池内了(総合研究大学院大教授)の7人です。
今回、この生物多様性条約については、その重要性をもっと一般に知ってもらおうと、会議が開かれる名古屋で、7日午後、急病で欠席の井上委員をのぞく全委員が参加して、中部ESD(持続可能な開発のための教育)拠点・竹内恒夫運営委員長(名大大学院環境学研究科)、生物多様性市民ネットワーク・高山 進共同代表(三重大大学院生物資源研究科)を交えての対話集会、ならびに、現在の核廃絶問題も含めた「核といのちを考える」と題する講演会を開催します。

▼七人委員会対話集会
(後援:中部ESD=持続可能な開発のための教育=拠点、生物多様性市民ネットワーク)
「いのちを大切にする世界を目指して:生物多様性条約締約国会議へのアピール」
とき:  2009年11月7日(土)午後2時―4時45分
ところ: 中部大学名古屋キャンパス・三浦記念会館6階大ホール
内容:
・世界平和アピール七人委員会のアピール紹介
解説・武者小路公秀委員
・問題提起
「地球憲章について」竹内恒夫・中部ESD拠点運営委員長(名大大学院環境学研究科)
「『生物多様性』と人間の文化・文明」高山 進・生物多様性市民ネットワーク共同代表(三重大大学院生物資源研究科)
・七人委員会各委員のコメント

▼世界平和アピール七人委員会講演会「核といのちを考える」
とき:  2009年11月7日(土)午後6時30分
ところ: 名古屋商工会議所ビル・2階大会議室
講演内容:
・「日本の核政策への注文と期待」土山 秀夫
・「七人委員会と核のない世界」小沼 通二
・「いのちの多様性」武者小路公秀
・「いのちに敵対するもの」池田 香代子
DVD「Overkilled」橋本公作品の映写も含む
・「いのちを問う~枯れ葉作戦が遺したもの」大石 芳野
・「宇宙・地球・生命」池内  了

2009 99J いのちを大切にする世界を目指して:生物多様性条約第10回締約国会議(2010年)に向けてのアピール

2009年11月6日
アピール WP7 No.99J
2009年11月6日
世界平和アピール七人委員会
武者小路公秀 土山秀夫 大石芳野 井上ひさし 池田香代子 小沼通二 池内了

 2010年10月に名古屋で開かれる生物多様性条約第10回締約国会議を一年後に控えて、世界平和アピール七人委員会は、日本を含む同条約の締約国のみならず全世界のすべての国々とその市民が、生命とその多様性を尊重する責任の重大さについてさらなる理解を深めることを希望し、米国に対しては同条約の速やかな批准を求めて、以下のとおり呼びかける

(1) 人類の地質圏・生命圏に及ぼす破壊力の自覚の必要性:
人間は、生物の進化の到達点として、地質圏・生命圏の上に知識圏を形成し、科学技術を駆使して自然を改変してきた。核エネルギーから遺伝情報までを自由にあやつる力を手にした現代の社会は、人類にとって有益なサービスを自然から大きく引き出す能力を備えるに至った。しかもその能力は、悪用すれば、地球上に生息する生命の多様な種を絶滅させることができるレベルに達したのである。
1955年に核兵器と戦争の廃絶を訴えて、世界の科学者の運動の端緒を切り開いたラッセル・アインシュタイン宣言注は、生物の種の一員である人類の絶滅の現実的危機に対する警告であった。
生物多様性条約第10回締約国会議が開かれるに際して、われわれは、人類が、いまや生命圏と地質圏を破壊する能力をもつにいたったことを、改めて自覚する必要がある。

(2) すべての生命体の「平和に生存する権利」に基づく倫理的・規範的基準を確立する必要性:
今日、幸いにして核兵器に関しては、その廃絶を求める国際世論が高まっている。しかし、多様な種を絶滅に追い込みかねない人類による脅威は、グローバル化する新自由主義経済の圧力のもとで依然増大の一途をたどっている。いまわれわれは、「地球憲章」注(2000年)にのっとり、かつ日本国憲法前文にある「平和に生存する権利」をすべての生命とともに人類が共有すべき大原則として再確認し、人類のすべての活動を律する倫理的・規範的な基準を確立すべき時に至っている。

(3) 知識開発・権力行使・市場活動の規制の必要性:
いま求められているのは、グローバル・ガバナンスにおいて決定権を握っている者たち、すなわち知識開発を担う科学技術専門家や技術官僚、政治権力保持者、市場や金融を動かす企業家たちの倫理的自己規制であり、それを不可避にする国内・国際を通じての法規制である。地球憲章は問題提起として重要であり、生物多様性条約は必要な要件を法的に表現しているが、それだけでは十分でない。たとえば、遺伝子組み換えなど、悪用されれば生命圏破壊の原因となる可能性のあるバイオテクノロジーの研究開発は、人類の良識ある倫理意識によって自己抑制されるとともに、予防原則に則った法的規制の可能性が検討されるべきである。

(4) 生命の多様性を持続可能にする新しい循環型の市場経済を構築する必要性:
人類は、産業革命がおこるまでの数千年間、農耕によって多様な生命体間のサービスの循環的な相互補完・共同利用を再生産することで、生態系資源からのサービスを受けつつ、「里山」などの二次的自然を造るなど、生命圏へ「お返し」をする循環型の生命系維持的経済を営んできた。
しかし、欧米中心に築かれた資本主義市場経済は、生態系からのサービスを可能な限り活用して、今日のグローバル金融資本主義にまで成長した。工業化と都市化によって生態系を徹底的に利用する文明は、大量生産・大量消費・大量廃棄を重ねるとともに、商品としての価値のみから多様な生命を選別してきた結果、資源のグローバルな商品価値に起因する貧富の格差が拡大し、生物種の生存そのものが脅かされるに至っている。
今日の世界的金融危機は、この市場経済の成長路線が持続不能なものであることを明らかにしているが、持続不能性はそれにとどまらず、生物資源の減少と温暖化などの生命圏・生態圏の異変に深刻に表れている。このような中で、人類の3分の2はいまだに生命系維持的経済のなかで経済成長を待つ状態に置かれている。生物多様性条約は、この不均等な遺伝資源をはじめとする生態系資源の公正な配分を目的の一つにかかげている。必要なことは、人間生活の豊かさを犠牲にして市場経済以前の生命系維持的経済に戻ることではなく、生態系サービスの商品としての配当を単に人間の間で再配分することでもない。むしろ、人々の暮らしと多様な生命体の暮らしとが相互に豊かになる方向に向かうべきである。つまり、生命の多様性を持続可能にする新しい循環型の市場経済を構築していくことが必要なのである。
生物多様性を保障するために使う指標は、生物種の減少を示すものだけでは十分ではない。グローバル市場金融経済による生態系全体の破壊傾向の規制と、この破壊傾向に抗したライフスタイルを採用する市民と地域経済の形成に関するものも含めなければならない。

(5) 伝統的な知識・工夫・慣習に学ぶ教育に基づく改革実践の必要性:
グローバル市場経済を生命系維持的経済のなかに埋め込んで、新しい多様な生命に開かれたものにするためには、生物多様性条約(第8条j項注)にあるように、生命系維持的経済を今日も維持している先住民族共同体や伝統的な「むら」共同体の知識・工夫・慣習に学び、人類と他の生命体との間のサービスの相互交換に根ざした持続可能で自立的な地域経済を形成すべきである。
そのためには、外からグローバル・スタンダードを押し付けるのでなく、ローカルな市民のライフスタイルの改革を基盤にして、国連が進めている「持続可能な開発教育」を一層重視して意識改革を図り、地域共同体の経済改革を着実に積み上げていく必要がある。

(6) 貧困の克服と地域経済の活性化に努める必要性:
先住民族の共同体や、伝統的な地域の共同体は、グローバル経済にさらされながら長年にわたり自然に身につけて来た知恵を依然として持ち続けている。アジアをはじめ、アフリカ・ラテンアメリカの農村・山村・漁村では、里山との共生などの生命系維持的経済の伝統を守り続けている。これらの経済は、自立的に再生させ、生命の多様性を損なっている均質化やグローバル化から解放しなければならない。
生命系維持的経済の再活性化を進めるにあたっては、生態系の資源がより公正に配分されなくてはならない。こうした原則は、先進工業諸国のみならず開発途上諸国においても尊重され、開発計画の中で重要な役割を果たせるよう考慮されなくてはならない。これらの地域では、住民参加により、生命系維持的経済を否定しない形での開発によって、貧困の克服と地域経済の活性化に努める必要がある。

私たち世界平和アピール七人委員会は、全ての生物種の「平和に生存する権利」に基づく倫理的・規範的基準を確立し、市場経済を生命系維持的経済に融合させる方向で、ポスト2010年に設定される行動計画・ロードマップの最終年にあたる2020年に向けて、多様な生命体の絶滅を食い止めるグローバルな経済改革を推進するよう世界各国の政府と市民に訴える。



生物多様性条約とその締約国会議
 生物多様性条約(Convention on Biological Diversity)は1992年にリオデジャネイロで開催された国連環境開発会議(地球サミット)で採択された条約の一つであり、翌1993年に発効した。日本は1992年に署名し翌年加盟した。米国は1993年に署名したが加盟していない。
この条約は、生物の多様性を「生態系」、「種」、「遺伝子」の3つのレベルで捉え、生物多様性の保全、その構成要素の持続可能な利用、遺伝資源の利用から生ずる利益の公正な配分を目的としている。
締約国会議は、この条約の実施状況を検討するために、2年ごとに定期的に開かれている。

ラッセル・アインシュタイン宣言
 1954年の水爆実験による第五福竜丸などの被曝の意味を直視したバートランド・ラッセル、アルバート・アインシュタイン、湯川秀樹たち11人が、1955年に、人類という種の一員としての立場にたって、核兵器の発展が人類絶滅の危機をもたらしていることを説いて、核兵器と戦争の廃絶を世界、特に科学者、に訴えた宣言。1995年にノーベル平和賞を受賞した世界の科学者のパグウォッシュ会議は、この宣言を受けて誕生した。

地球憲章
 1984年に国連に設置された「環境と開発に関する世界委員会」(ブルントラント委員会)の呼びかけによって、地球規模の環境問題の解決のためには、人々の考え方、行動を変えるような哲学、倫理観、行動規範が必要だとの考えに立って、持続可能かつ平和で公正な社会を築くための価値や原則を謳い、行動指針を提示した文書。2000年に完成、発表された。

生物多様性条約 第8条(j)
「自国の国内法令に従い、生物の多様性の保全及び持続可能な利用に関連する伝統的な生活様式を有する原住民の社会及び地域社会の知識、工夫及び慣行を尊重し、保存し及び維持すること、そのような知識、工夫及び慣行を有する者の承認及び参加を得てそれらの一層広い適用を促進すること並びにそれらの利用がもたらす利益の衡平な配分を奨励すること。」(全文)

 PDFアピール文→ 99J.pdf

「事務局通信」 No.2 2009/10/17

2009年10月17日

▼名古屋講演会の内容固まる

恒例になった「世界平和アピール七人委員会・11月講演会」の内容が固まりました。

この委員会は1955年11月、下中彌三郎、湯川秀樹、平塚らいてうの各氏らによって設立されましたが、2004年以来、毎年、各地で講演会を開いてきました。2009年には、米国のオバマ政権発足後、大きな動きになっている核廃絶の動きを踏まえ、2010年の生物多様性条約締結国会議の名古屋開催を前に、これらのテーマを中心にして、中日新聞社、名古屋青年会議所などの協力で、名古屋で開催することになりました。

テーマは「核と命を考える」。2009年11月7日(土)18時30分―21時。会場は、名古屋市中区栄の名古屋商工会議所大会議室(500人収容)。委員全員が出席して、「平和」と「いのち」を訴えます。入場は無料。聴講希望者は往復はがきで、〒460-0008名古屋市中区栄1-15-24名古屋JC会館「世界平和アピール七人委員会講演会」係あて、10月20日までに申し込んでください。

各委員の講演は次の通りです。

・もし核武装したら(仮) 井上 ひさし
・日本の核政策への注文と期待 土山 秀夫
・七人委員会と核のない世界 小沼 通二
・いのちの多様性 武者小路 公秀
・いのちに敵対するもの 池田 香代子
 DVD「Overkilled」橋本公作品の映写も含む
・いのちを問う~枯れ葉作戦が遺したもの 大石 芳野
・宇宙・地球・生命 池内 了

なお、これに各委員が出席する関連企画計画されており、講演会前後に名古屋周辺で開かれます。

チラシ→20091107.pdf

「事務局通信」 No.1 2009/9/14

2009年9月14日

事務局通信を始めます
50年余の歴史を数える「世界平和アピール七人委員会」ですが、世の中のテンポが速くなり、委員の皆さんの活動も多彩で、みんな忙しくなりました。
なかなか見えないその活動を、広く知っていただくために、事務局がお手伝いし、ご案内をお送りすることにしました。事務局も手弁当での活動で、十分なご案内はできませんが、七人委員会と委員の活動を生かすために、参考にしてください。

・2009年を核廃絶の年に
アピールへの共感広がる
世界平和アピール七人委員会は、8月7日、通算98本目になるアピール「核兵器廃絶実現への日本の具体的行動を呼びかけるアピール」を発表しました。
この4月、オバマ米大統領は米国の最高指導者として初めて「核兵器を使用したことがある唯一の核保有国として、行動する道義的責任」を認め、「核兵器のない世界の平和と安全を追求する決意」を表明しました。

そこで求められているのは、被爆国・日本の積極姿勢です。
アピールでは、今年秋に予定されている米国政府の「核兵器態勢の見直し」(Nuclear Posture Review)に向けて、日本政府が「戦術核の一方的な削減・廃棄を進めるべきではない」とか「核兵器の先制不使用を米国が約束することは、日本の安全にとって望ましくない」とか主張していることへの異論を表明しました。
「核廃絶」は「核の傘」と「核抑止」を前提にしては成り立ちません。ぜひアピールをお読み下さい。
→ https://worldpeace7.jp/modules/pico/index.php?content_id=28

・「土山インタビュー」をお読み下さい
今年の8月、広島と長崎の原爆忌では、オバマ演説を受けながら、「核廃絶」を求める平和宣言が読み上げられました。
七人委員会の委員の一人、土山秀夫さんは、医学生として原爆を体験しました。その貴重な証言がインターネットの「日経ビジネス」に掲載されました。作曲家で指揮者の伊東乾さんの「常識の源流探訪」というコラムに掲載されたもので、伊東さんによるインタビューです。
ぜひ、ご覧下さい。
「医学生として原子野で見た長崎」
→ http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090810/202138/?P=1

「『東アジア非核圏』のEUにも勝る経済可能性」
→ http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090817/202599/?P=1

「緩やかに弧を描いて並んだ医学生たちの遺骨」
→ http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090820/202961/

・池田さんがすてきなブログを始めました
七人委員会の委員、池田香代子さんが「感じた、動いた、考えた 池田香代子のブログ」を開設しました。
→ http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/
池田さんはご存じ、「ソフィーの世界」、ケストナー、グリム兄弟などの翻訳、「世界がもし100人の村だったら」シリーズで知られる翻訳家。「できるだけ毎日更新」とのことで、7月始めに開設、時事問題はもちろん、マイケルジャクソンから、酒井法子さんの話、タヒチの「友人」(?)の話まで、幅広い楽しいブログになっています。
ぜひ「お気に入り」に登録を!

・2009年の11月講演会は名古屋を中心に…
世界平和アピール七人委員会は、1955年11月11日の発足を記念して、新体制で活動を再開した2004年以来、毎年11月に講演会を開催してきました。
今年は、11月7日(土)の午後6時30分から名古屋商工会議所大会議室で、七人委員会・名古屋青年会議所・中日新聞社主催の講演会を開きます。併せて、それぞれの委員が出席する関連講演会が6日(金)から9日(月)にかけて開かれる予定です。詳細が決まりましたらまたお知らせします。ぜひご参加ください。

2009 98J 核兵器廃絶実現への日本の具体的行動を呼びかけるアピール

2009年8月7日
アピール WP7 No.98J
2009年8月7日
世界平和アピール七人委員会
武者小路公秀 土山秀夫 大石芳野 井上ひさし 池田香代子 小沼通二 池内了

 今年1月に就任したオバマ米大統領は4月5日にチェコのプラハで行なった演説の中で、米国の歴代大統領の中ではじめて「核兵器を使用したことがある唯一の核保有国として、行動する道義的責任」を認め、「核兵器のない世界の平和と安全を追求する決意」を表明した。これを受け、世界各地で核兵器廃絶の一日も早い実現への期待が高まっている。
 世界平和アピール七人委員会は、それにもかかわらず現実には逆行の動きが相次いでいることを憂慮し、被爆国日本が今こそ世界の政府と市民と手を携えて前向きに具体的行動を行なうべきだと考え、以下のとおり呼びかけます。

1 去る7月18日に外務省で開催された日米の外務・防衛当局の「日米安全保障高級事務レベル会合」において、米国が日本に提供している「核の傘」について定期協議を立ち上げる方向で一致したと、報じられている。
 また “日本が、米議会が設置した「戦略態勢委員会」に対し、米国が「トマホーク」などの戦術核の一方的な削減・廃棄を進めるべきではないと主張し、戦術核戦力の堅持を求めている”ことが、日本政府関係者によって明らかにされたと報道されている。
 さらに、日本政府は、“核兵器の先制不使用を米国が約束することは、日本の安全にとって望ましくない”と、反対しているとも伝えられている。
 もしこれらの動きが事実であれば、核兵器に依存し続ける政策であって、核兵器が役に立つという立場になり、世界の潮流に逆行することになる。

2 日本では、衆議院本会議(6月16日)と参議院本会議(6月17日)で、全会一致で可決された「核兵器廃絶に向けた取り組みの強化を求める決議」において、オバマ大統領の決意表明を受けて、「わが国は、・・・世界の核兵器廃絶に向けて先頭に立って行動する責務がある」、「政府は、・・・核廃絶・核軍縮・核不拡散に向けた努力を一層強化すべきである」と確認した。これを受けた麻生首相は、「政府としては、採択された決議の趣旨を体し、決意を新たに取り組む」と所信を述べた。
 これは、日本が核兵器と決別する決意の表明であり、核兵器の持ち込みも認められないことになる。日本は、核の傘に依存しない安全保障体制にただちに移行しなければならない。

3 私たち世界平和アピール七人委員会を含め、日本でも海外でも多くの団体と個人が、長年にわたり核兵器廃絶を求め続けてきた。それにもかかわらず、東西冷戦の終結後も核兵器廃絶が実現できなかったのは、既に述べたように、核兵器が役に立つという幻想を持つ人たちがいるためであった。
 オバマ大統領は、同じプラハ演説で、「私の生きているうちには、核廃絶が達成できないだろう」、「核兵器が存在する限り、米国は、同盟諸国に対する防衛を保証するために、安全かつ効果的な兵器を維持する」と述べている。
 日本を含む米国の同盟国は、これまでの核政策を根本的に転換し、核兵器との決別を宣言することによって、米国の核兵器依存の口実を断ち切らせ、米国の核兵器廃絶への歩みを促進させるべきである。

4 現在、米国では2009年末に発表される予定の「核兵器態勢の見直し」(Nuclear Posture Review)の討議が進んでいる。
 2009年10月には広島で、核不拡散・核軍縮に関する国際委員会(ICNND、共同議長:川口順子元外相、ギャレス・エバンス元オーストラリア外相)が開催される。
 2010年5月には、オバマ政権発足後はじめての核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議が行なわれる。
 これらの場面で、核兵器廃絶という成果を得るためには、核兵器廃絶を求める世界の世論をさらに強化し、各国が、自らの立場に立って
① 核兵器廃絶の実現を促進するための実効的措置 と、
③ 核兵器廃絶後の世界の秩序についての検討と、それに向けての行動
 を一層強化していかなければならない。

5 日本においては、政府と国民が協力して、
(1) 核兵器の持込み禁止を明確に含めた非核3原則の再確認
(2) 核の傘に依存しない安全保障政策の樹立
(3) 日本を含めた北東アジアの非核兵器地帯の樹立を目指す積極的行動、あるいはモンゴルに倣った1国非核兵器地帯宣言
(4) 非公然核兵器国を含めた全ての核兵器保有国に、核兵器の先制不使用と非核兵器国への核攻撃の否定の要求
(5) パン・ギムン(潘基文)国連事務総長も提案している核兵器禁止条約締結への呼びかけと貢献
などを速やかに実施していかなければならない。

 PDFアピール文→ 98J.pdf

「イスラエルによるガザへの攻撃の中止を求める緊急アピール」を発表

2009年1月4日

世界平和アピール7人委員会は、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃について、次のような緊急アピールを発表した。委員会は、「今回の事態を傍観することはできない、日本からも声を上げなければ、」という考えで一致、年末年始にかけて委員が相互に連絡を取り合い、文案をやりとりする討議を続けてまとめた。

アピール文→  97J.pdf
またはこちら→ [イスラエルによるガザへの攻撃の中止を求める緊急アピール]

2009 97J イスラエルによるガザへの攻撃の中止を求める緊急アピール

2009年1月4日
アピール WP7 No.97J
2009年1月4日
世界平和アピール七人委員会
武者小路公秀 土山秀夫 大石芳野 井上ひさし 池田香代子 小沼通二 池内了

 世界平和アピール七人委員会は、イスラエルが1967年から2005年まで占領を続け、今日まで18ヵ月にわたり封鎖してきたガザ地区に対して、昨年12月27日から続けている空爆、さらに1月3日に開始した地上戦展開の事態を深く憂慮し、以下のとおり緊急に呼びかけます。

1 私たちは、イスラエルに対し、ガザ攻撃をただちに停止することを求めます。きわめて人口密度の高いガザ地区への攻撃が、150万人の民間人を巻き添えにしていることは明らかです。行政・文化教育・宗教施設や民家の破壊もさることながら、民間病院にも被害を与えていることは、ジュネーヴ条約に違反しています(注1)。
 さらにイスラエルの政府と軍に、国連の「占領地における人権に関する特別報告者」リチャード・フォーク氏のガザ地区への立ち入りを認めること、ジャーナリストが同地区に入ることへの制限を撤廃すること、彼らの安全を保証することを求めます(注2)。
 また、イスラエルの政府と軍に、負傷者の搬出・治療と避難を希望する市民の地区外への安全な脱出をただちに保証することを求めます。

2 私たちは、ハマス地方政府にも報復の悪循環を断つよう求めます。また、ガザ地区の市民に共感を寄せるすべての近隣諸国の政府と市民にも、一刻も早い停戦を可能にするために自制を求めます。

3 私たちは、国連と各国政府が、ガザ地区における市民の窮状を深刻に受け止め、現在の惨状に対し、無条件での停戦を求め、事態の解決に向けてただちに人道的立場に立った紛争解決の仲介の労をとることを求めます。国連をはじめとする国際社会は、これまでもガザ地区における市民生活の支援に努めてきました。このたびの人道危機については、国連人道問題調整事務所や市民団体などが重大な関心を寄せています(注3)。私たちは、国連と各国政府に、目下の壊滅的な市民生活への支援をいっそう強化することを求めます。

4 私たちは、日本がこれまで繰り返しパレスチナに行なってきた緊急人道援助を評価します。日本政府は、これにとどまらず、本年より安全保障理事会非常任理事国に就任したことを重く受け止め、フランス政府が具体的提案を行ったように、日本国憲法にのっとり、和平に向けて積極的かつ具体的な尽力を行なうよう求めます(注4)。さらに、日本の税金によるODAによって建設されたガザ地区の施設が破壊されている可能性が大きいため、日本政府が状況を調査する権利を行使し、結果を公表することを要望します。被害が把握できた場合には、イスラエル政府に対して抗議すべきです。

5 私たちは、世界のすべての市民に、平和への意志をさまざまなかたちで表明するよう呼びかけます。


注1
 「文民病院は、いかなる場合にも、攻撃してはならず、常に紛争当事国の尊重及び保護を受けるものとする。」(第4ジュネーヴ条約第18条 1949年)

注2
 2008年12月15日、ガザ地区を訪問しようとしていた国連特別報告者リチャード・フォーク氏は、空港に20時間留め置かれたうえでジュネーヴに強制送還された。同氏は、ハマスがガザ地区を実効支配して以来、イスラエルが住民の最低の生活条件を無視してガザを封鎖していることは「人類に対する罪」の疑いがあるとして、調査のために立ち入ることを求めていた。

注3
 国連人道問題調整事務所被占領パレスチナ地区オフィスは、連日のようにガザの深刻な状況を具体的かつ詳細に発信している。参照:Gaza Humanitarian Situation Report  http://www.ochaopt.org

注4
 「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」(日本国憲法前文より)

 PDFアピール文→ 97J.pdf

「洞爺湖サミット後の日本と世界」-札幌などで7人委がシリーズ講演会

2008年12月7日

「オバマ政権の分析」も、「宇宙のロマン」も

創立53周年を記念する世界平和アピール七人委員会の講演会が、11月15日(土)の「札幌大学講演会」を中心に、13日から17日まで、札幌、千歳、旭川など北海道各地でシリーズで開かれた。委員会と「七人委員会北海道講演実行委員会」が中心になり、講演会ごとに関連の組織が主催して開かれたもので、洞爺湖サミットで示された世界のうねりと、米大統領選でのオバマ候補の当選を受けて、参加した5人の委員が「平和への思い」と課題を熱く語った。
関連の講演会は、13日(木)から17日(月)まで、別表の通り各地で合計9つ。いわば「世界平和アピール七人委員会2008講演会シリーズ・イン北海道」で、講演会の聴衆は合計約1000人近くに達した。
札幌大学講演会は、利尻島から来た人も含め約400人の聴衆で、会場の同大学プレアホールはほぼ満席。同大学の堀達也理事長があいさつしたあと、山内亮史・旭川大学学長の司会で、武者小路公秀、土山秀夫、小沼通二、池田香代子、池内了の各委員が講演、参加者の質問にも答えた。札幌大学は七人委員会の委員・事務局長だった内山尚三氏がかつて学長を務めた大学。東京からは、故・内山氏の章子夫人も駆けつけた。
講演のテーマは、武者小路委員が「洞爺湖サミットが残したもの-平和に生存できる道を求めて」、土山委員が「『核の傘』と日本の核武装」、小沼委員が「米大統領選後の核廃絶への動きと日本」、池田委員が「食の安全と消費者」、池内委員が「宇宙のロマンと宇宙基本法」。集会の間には、核実験の多さを告発した橋本公氏の映像作品「1945-1998」も上映された。
なお、このシリーズに先立ち、10月5日、札幌・札幌パークホテルで、「医療9条の会」が「7人委員会」と共催の形で、土山秀夫委員と鎌田實・諏訪中央病院名誉院長を講師にプレ講演会を実施した。

▼世界平和アピール七人委員会2008講演会シリーズ・イン北海道

=以下、日時、会場、講演会名、主催者、講演者と「テーマ」、(聴衆)の順=

(1)13日午後 旭川 ロワジール・ホテル旭川 旭川政経文化懇話会講演会
主催:旭川北海道新聞政経文化懇談会
・池田香代子 「100人の村から見えるもの」(40人)

(2)14日正午 千歳 ANAクラウンプラザホテル千歳 千歳恵庭政経文化懇話会講演会
主催:千歳恵庭北海道新聞政経文化懇話会
・武者小路公秀「グローバル情勢と日本の直面する危機」(40人)

(3)14日午後2時 札幌 北海道大学理学部大講堂 「科学者からのメッセージ」講演会
主催:北大大学院理学院、北大科学技術コミュニケーター養成ユニット 日本物理学会北海道支部
・小沼通二「科学者と平和」
・池内了「ダーク成分が支配する宇宙」(80人)

(4)14日午後 札幌 札幌西高 スペシャル授業
主催:北海道立札幌西高校
・池田香代子「100人の村から見えるもの」
・映像作品「Over killed」(橋本公・作品)(50人)

(5)14日午後6時 札幌 北大文系総合棟講堂
世界平和アピール7人委講演会in北大「100人の村から世界を見る-大学の学びは世界とつながっていた」
主催:七人委員会北大講演会実行委員会、九条の会北大、日本ジャーナリスト会議北海道支部
・池田香代子「あなたもこの村に生きています」
・映像作品「Over killed」(橋本公・作品)
・池内了「いま科学と世界を考える」(160人)

(6)4日午後6時半  札幌 北海道環境サポートセンター
主催:日本平和学会北海道・東北区会、さっぽろ自由学校「遊」、ほっかいどうピースネット
・武者小路公秀「国連先住民族権利宣言の意義-反植民地主義の視点から」(40人)

(7)15日午後 札幌 札幌大学プレアホール 世界平和アピール7人委員会札幌大学講演会
「洞爺湖サミット後の日本と世界」
主催:世界平和アピール七人委員会、札幌大学、7人委員会北海道講演会実行委員会
後援:北海道、北海道教委、札幌市、札幌市教委、旭川市、北海道新聞社、朝日新聞北海道支社、毎日新聞北海道支社、読売新聞北海道支社、HBC、STV、UHB、HTB、TVH、北海道弁護士連合会、日本ジャーナリスト会議北海道支部、九条の会・北大
・武者小路公秀「洞爺湖サミットが残したもの-平和に生存できる道を求めて」
・土山秀夫「『核の傘』と日本の核武装」
・映像作品「1945-1998」(橋本公・作品)上映
・小沼通二「米大統領選後の核廃絶への動きと日本」
・池田香代子「食の安全と消費者」
・池内 了「宇宙のロマンと宇宙基本法」(400人)

(8)16日午後2時半 旭川 旭川建設労働者福祉センター「サンアザレア」 世界平和アピール7人委員会旭川講演会
主催:世界平和アピール七人委員会、7人委員会北海道講演会実行委員会
・武者小路公秀「洞爺湖サミット後の日本と世界」
・池田香代子「食の安全と消費者」
・池内了「宇宙のロマンと宇宙基本法」
・小沼通二「米大統領選後の核廃絶への動きと日本」(100人)

(9)17日正午 札幌 札幌後楽園ホテル 北海道政経懇話会講演会
主催:北海道政経懇話会
・武者小路公秀「グローバル情勢と日本の直面する危機」(50人)

2008 96J インドのシン首相来日にあたり、日本政府に対しインドとの原子力協力に反対する要請

2008年10月20日

(アピール No.96J)

2008年10月20日
内閣総理大臣 麻生太郎  様
外務大臣   中曽根弘文 様

 10月21日から23日にかけて、インドのマンモハン・シン首相が来日され、22日に麻生首相と会談することが予定されています。

 インドは、核拡散防止条約(NPT)体制の外で核実験を行い、核兵器を保有していたことから、国際原子力機関(IAEA)による包括的保障措置を受けない国との原子力取引を禁じた原子力供給国グループ(NSG)のガイドラインにより、長らく、国際的な原子力取引ができない状況にありました。ところが、アメリカのブッシュ政権が、インドとの原子力協力を行えるよう強く働きかけ、去る9月6日のNSGの臨時総会において、インドを例外扱いとする声明が採択されるに至りました。これを受けて、インド政府は、アメリカ、フランスと同様に、日本政府にもインドに対する原子力協力を要請するものと思われます。
 しかし、日本政府はこれまで繰り返し、インドにNPTへの加盟と包括的核実験禁止条約(CTBT)への署名を求め、NSGのガイドラインの変更にあたっても、インドに同様の要求をしたと述べております。
 ついては、日本政府のこれまでの立場を踏まえ、NSGのガイドラインの変更にかかわらず、NPT加入とCTBTの署名・批准を行わない限り、インドに対して原子力協力を行わないことを明確にするよう、強く求めます。

賛同団体(50音順):
核兵器廃絶市民連絡会
 連絡責任者 内藤 雅義

核兵器廃絶ナガサキ市民会議
 代表 土山 秀夫

核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)
 共同代表 岡本 三夫 河合護郎 森瀧春子

原子力資料情報室
 共同代表 伴 英幸

原水爆禁止日本国民会議
 議長 市川 定夫

原水爆禁止日本協議会
 事務局長 高草木 博

世界平和アピール七人委員会
 事務局長 小沼 通二

日本原水爆被害者団体協議会
 事務局長 田中 照巳

日本YWCA
 会長 石井 摩耶子

連絡先:
 フィリップ・ワイト
  原子力資料情報室
   〒162-0065 東京都新宿区住吉町8-5曙橋コーポ2階B
   電話:03-3357-3800 FAX:03-3357-3801
 内藤雅義
  東神田法律事務所
  〒101-0053 東京都千代田区神田美土代町11-8SKビル2階
  電話:03-5283-7799、FAX:03-5283-7791

 PDFアピール文→ 96J.pdf

2008 95J インドを特例扱いするNSGガイドライン変更にあたっての声明

2008年9月9日

(アピール No.95J)
 9月6日まで延長された原子力供給国グループ(NSG)の臨時総会において、最終的に、インドを例外として扱うガイドラインの変更が決定された。すなわち、核拡散防止条約(NPT条約)の枠外で核兵器開発を進めたインドに対し、NPT条約が求めている国際原子力機関(IAEA)による包括的保障措置を受けないで原子力取引を認めるという例外的扱いが認められたのである。今回の決定は、NPT体制の基盤を大きく揺るがす可能性を秘めるものであり、到底容認できない。

 本年7月、洞爺湖サミットにおけるアメリカのブッシュ大統領と、インドのシン首相による米印原子力協定促進の合意以後、急激に事態が進展した。8月1日には、IAEA理事会によるインドとIAEAとの部分的な保障措置協定の承認が行われ、その後、8月21日、22日には、IAEAによる包括的保障措置を受けている国以外との原子力取引を禁じたNSGのガイドラインについて、インドに例外措置を認めるかが議論されるに至った。NSGの臨時総会においては、アイルランド、オーストリア、オランダ、スイス、ニュージーランド、ノルウェーといった各国から強い異論が出された。そのため9月4日、9月5日にも再度議論がなされ、6日まで延期された。しかし、最終的に、アメリカの強い圧力により、インドを例外扱いにするガイドラインの変更が認められてしまったのである。

 日本の政府は、被爆国の政府でありながら、広島、長崎という被爆地の被爆者団体、両市長、両県知事、更には市議会や県議会の決議、その他多くの地方自治体決議、永年にわたって核兵器廃絶運動に携わってきた全国の被爆者団体や反核団体を含む平和市民団体の一致した要求、更に最近では超党派の国会議員の中にも起こりつつあった反対の声を無視して、NPT体制への打撃を最小限にする努力さえせず、インドを例外扱いにする米印原子力協定を容認したのである。われわれは、被爆国の国民としてこのような政府を持ったことに対し、慚愧に絶えない思いである。
 今後われわれは、今回核不拡散と核兵器廃絶のためにともに戦った人々とともに、日本政府が今回のNSG会合でどのような対応をしたのか、納得のいく説明を求めるとともに、米議会内には反対を表明する議員も多いことを踏まえ、今後は米国議会において本協定が承認されないよう引き続き努力をつづけていく。そして、日本政府にはあらためて核兵器を違法として明確に核兵器廃絶をめざし、そのための多国間協議を早急に開始するイニシアティブをとることを強く求めていく所存である。

2008年9月9日
インド・パキスタン青少年と平和交流を進める会
 世話人代表 森瀧春子
核兵器廃絶市民連絡会
 連絡責任者 内藤雅義
核兵器廃絶ナガサキ市民会議
 代表 土山秀夫
核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)
 共同代表 岡本三夫 河合護郎 森瀧春子
原子力資料情報室
 共同代表 伴英幸
原水爆禁止日本国民会議 (原水禁)
 議長 市川定夫
原水爆禁止日本協議会(日本原水協)
 事務局長 高草木博
原水爆禁止広島県協議会
 筆頭代表 大森正信
世界平和アピール7人委員会
 事務局長 小沼通二
日本原水爆被害者団体協議会
 事務局長 田中煕巳
日本国際法律家協会
 会長 新倉修
日本反核法律家協会
 事務局長 大久保賢一
日本YWCA
 会長 石井摩耶子
NO DU(劣化ウラン兵器禁止)ヒロシマ・プロジェクト
 代表 嘉指信雄
広島県被爆者団体協議会
 理事長 坪井直
広島県被爆者団体協議会
 理事長 金子一士
(財)広島平和文化センター
 理事長 スティーヴン・リーパー
ふぇみん婦人民主クラブ
 共同代表 設楽ヨシ子

 PDFアピール文→ 95J.pdf