このたびソ連が超大型の核爆発の実験をしたことに対して、われわれは別紙のとおり、強く遺憾の意を表し、すみやかにとりやめるよう勧告致しました。
現在においては軍事的優位が自国の安全を保ち、また自国に対する世界の尊敬を、かちとる道ではありません。
貴下はこのたびソ連が、国際世論のきびしい反撃をうけたことに対して深く思いをめぐらし、すみやかに核実験を停止し、完全軍縮をめざして、世界平和のために、あらゆる努力を続けられんことを要望致します。
1961年10月29日
世界平和アピール七人委員会
ケネディ米大統領殿