お知らせ

「言うべきときに 言うべきことを ―私たちのアピール」を発刊

2016年12月21日

13年分のアピールを収録

世界平和アピール七人委員会は、このほど、2004年からこの11月まで、世界に向けて発信してきたアピールをまとめて、「言うべきときに 言うべきことを―私たちのアピール」を発刊しました。
七人委員会は1955年、下中弥三郎、平塚らいてう、湯川秀樹らによって発足して以来、メンバーは入れ替わりましたが、平和と人権、民主主義と、日本国憲法擁護、核兵器廃絶などについて、おりに触れてはアピールを発表してきました。アピールは、この11月2日に発表した「南スーダン派遣自衛隊は停戦成立まで活動の停止を」まで、合計122本に及びました。
今回まとまったアピール集は、メンバーの補充が間に合わなくて活動が休止していたのち、新しく5人が加わって活動を再開した2004年からのアピール40本をまとめたものです。アピールは、秘密保護法、安保関連法、沖縄など国内の問題から、原発、核兵器廃絶、環境、「イスラム国」問題まで、日本と世界の情勢を見詰め、日本人としての自覚的立場から、どう考えるべきか、どうあるべきかを訴え続けています。何を言うかだけでなくどうしてこのような発言をするのかまで書きましたからいま、お読みくださっても十分ご参考になると思います。日本が直面している問題や世界情勢についても、基本的な立場を確認し、あるべき姿を考える素材となるものだと思います。ぜひ、手元に置いて、読み返していただきたいと考えます。頒価は1冊500円、送料200円です。
申し込みは、このホームページの 『連絡先』 から申し込んでいただくか、直接、事務局の日向和子(メール 、 または、電話・FAX045-571-6266 か、郵便で、〒230-0001 神奈川県横浜市鶴見区矢向4-21-5)あてにご連絡ください。振替用紙を同封してお送りします。振替がご面倒な方は、郵便で切手700円分を同封してください。
また、委員、他の事務局員にご連絡くださっても結構です。。

世界平和アピール七人委員会2016年講演会

2016年9月17日

沖縄は日本なのか ―<平和>を軸として考える―

2016年11月19日(土) 午後1時30分 ~ 5時
法政大学 市ケ谷キャンパス 外濠校舎405号室
入場無料、事前申し込み不要

<プログラム>
●世界平和アピール7人委員会について
小沼通二(世界平和アピール七人委員会委員・事務局長)
【講演】
●沖縄戦の傷は今も―写真を見ながら
大石芳野(写真家、世界平和アピール七人委員会委員)
●沖縄をイメージすることの難しさ
武者小路公秀(国際政治、世界平和アピール七人委員会委員)
●異化する沖縄
髙村 薫(作家、世界平和アピール七人委員会委員)
●私たちの問題としての「沖縄問題」
杉田敦(政治学、法政大学法学部教授)
●パネル討論と質疑
司会:小沼通二(物理学、世界平和アピール七人委員会委員)
会場案内 法政大学 市ヶ谷キャンパス(東京都千代田区富士見2-17-1)

2016年講演会